病院のシステムもそれに通う人も、病院に通わなくてはいけない私も嫌い

時間ができたから病院行っておくか、と気楽な気持ちで挑んだから嫌な気持ちになってしまった。

「予約の人がたくさんいるから二時間以上かかると思います。外出なさります?」という圧力に負けて、私は朝の10時には病院にいたのにすぐに追い出された。すぐ近くのカラオケ屋に入って待った。なんで待合室で待つことを許してくれないような言い方だったのだろう。嫌な気持ちになる。

「DIAMOND SKIN」を歌ったらやましい気持ちになったりした。

病院の待合室って年寄りばかりいて全体的にぼやっとしていて、生気が感じられないというか、目に映るすべてがセピア色に見えるような世界で、嫌い。誰も急ごうとしないし、受付のお姉さんたちの丁寧な説明のようで質問の意図に噛み合わない答えは聞くだけでイライラとするし、ただ座らされる場所だといつも思う。皮膚科や耳鼻科だからだろうか。それでも、こんなに待ってる人がいるのに、誰もなにも不満を言わないのはおかしい。全員がそれを受け入れているのって変。受付のお姉さんがカルテを取ったり仕舞ったりを繰り返している。その作業に意味はあるのだろうか。「効率、時短、スピーディ、ペーパーレス、検索、速やかに、迅速」これらの類義語が存在しない世界なのだと思う。全員ぼんやりとしている空間。嫌い。

私はそんなのんびりとしたところで暮らしていないので当然イライラする。早くしなよ。薬だけの人なら早く処方箋をあげなよ。待っている間に症状を聞いてカルテにメモしておきなよ。先生が聞きそうな答えまで聞いておきなよ。それじゃ、だめ?

ダメなんだと思う。ダメだから、いちいち先生が質問してそれを先生が記入するんだと思う。

私はさ、いつも行っている皮膚科との相性が悪すぎるから新しい病院を探して行ったんだけどね、いろいろ話をして、聞いてもらったけど5mgの抗アレルギー剤が出た。何度もいうがもっと強い薬がほしいよ。5mgの抗アレルギー剤なんて、効かない。でもいつも5mgを出されるから、多分、私の体は5mgではないといけないんだと思う。でもさ、もう物心ついた時から抗アレルギー剤飲んでるから5mgなんかじゃ足りないよ。かゆみは収まらない!タリオンの10mgを下さい。そしたら1発でかゆみが収まる。皮膚のかゆみや乾燥はかかなければ幾分か治りが早くなる。だから、タリオンの10mgがほしい。薬飲んでもかゆいって言ってもいつも5mg。こっちは年頃の若い女の子でケアも必死にしてるのに肌がざらついていてしかもかゆいなんて本当にみっともなくてしょうがない思いしてるのに、かゆみを抑える抗アレルギー剤も満足なものがもらえないなんて、本当に世の中はクソ。クソだよなぁ。どうしようもないくらい、私の顔はみっともない。「少しでも肌がツルツルだったら」、は、「少しでも鼻が高ければ」かわいい女の子だったのに、とは違う。自分が納得できない理由を無理やり作ってコンプレックスにしている鼻が低い女の子とは違う。だって、みんな若い時、肌はツルツルで然るべきっていうじゃん。みんなの標準から外れてるんですよ、私は。イライラする。ちゃんと肌を人並みにツルツルに保てない自分にも、薬に頼ってもちゃんとツルツルにならない肌にも、みんなのツルツルの肌にも!やだな。やだやだ。

ハウスダストやダニ、植物以外にもアレルギーあるんじゃないかなと思って血液検査してよとお願いしたのに必要ないと言われた。血を見たら、1発だと思うんだ。頼む、血を見て欲しい。しかし、要らないと先生は言う。こちらが気が済むから嫌がらないでとってくれればいいのに。

病院に予約をとって行けるような人はゆとりのある人だと思う。そのためだけに時間を用意できる人ということ。次はいつこれるかなどと聞かれてもそんなものは分からないし、もともと予定があったところをこじ開けたけれど、それだって予定をずらしているわけで。暇じゃないんだよな。だから、しっかりと病院に通える人って結構余裕のある人だと思う。お金も、時間も。