映画「TOO YOUNG TO DIE」が面白すぎる

先日、映画「TOO YOUNG TO DIE」を見てきました。

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もう一回見たい。見ても損じゃない。というわけで、どこがどう面白いか、どうしてもう一度見たいのか感想文を書く。あらすじはなぞらないので、埋め込みのYouTubeの動画見てほしい。

「TOO YOUNG TO DIE」は一度公開が遅れた映画だったように記憶している。ミュージックステーション神木隆之介が出演した時はすこし話題になっていたが、「Zootpia」や「ファインディング・ドリー」、その他の話題の映画に押されて流行に乗れなかった印象がある。本当に流行していないのだろうか。なぜ、話題になっていないのか。話題になっていたりして。私がチェックしている媒体が悪いのか。悪そうだけれど。理由はさておき、私が「TOO YOUNG TO DIE」のレビューを見聞きしていないなら、自分ですればいい。そういうわけなのである。私が、(利益はないけど)好きなだけダイレクトマーケティング作戦だ!

 

 

私が「TOO YOUNG TO DIE」をおすすめしたい3つの理由

リンク貼ってるけれど、違法アップロードばかりだ。この映画のアルバムは音楽のクオリティがとても高く世界観もきっちりとしているのでアルバム買っても損じゃないから試しに聞いたらちゃんと買おう。私もお給料入ったら買います。

オリジナル音楽がイケてる

長瀬智也がギターをかき鳴らしデスボイスを交えながら神木隆之介をお迎えする冒頭のシーンがイケてる。主題歌「TOO YOUNG TO DIE」。長瀬智也のボーカルかっこよすぎるのではないか。「WELCOME TO MY HELL」って、クールすぎるぜ。

ところで、この主題歌は地獄のルール説明である。神木隆之介が地獄に落ちてきてこの音楽が鳴っているのは2分程度。観客に2分間で世界観を理解させるのは強い。

劇中歌「天国」は長瀬智也(キラーK)が人間だった時に恋人に聞かせることの出来なかった楽曲である。いいこと言ってる歌なのである。

対バン的な演出が映画内で起こるのだが、「デビルハラスメント」のメンバーに清、シシドカフカマーティ・フリードマン、char、and more(音楽に疎すぎて見たことはあるけど詳しく知らないが炸裂)である。豪華すぎる。

現世での音楽が穏やかなのに対して、地獄の世界観を表現するためにロックを選んで楽曲をオリジナルで制作するという徹底ぶり。音楽好きには見てもらいたい。詳しくなくてもロックバンドが好きならそれだけ楽しめるだろう。

作詞 宮藤官九郎の能力の高さ。斜め上からの表現をしてしまって申し訳ないが、クリエイターの本気というのはいつどこで見かけても震え上がる実力の高さである。多分、わかる人がみたらたまらないのだと思う。

あと神木隆之介が現世で披露している「スーサイド」が多くの人に身に覚えがありそうでとってもいい。下手くそに演奏して喉で歌う高校生バンド感がとてもよかった。好き。黒歴史感じた。

※ 私は宮藤官九郎グループ魂をしているということを知らなかった。いやもう、本当に無知は恥である。

 

美しすぎる構成

地獄に落ちるという日常とはかけ離れた世界を説明するわかりやすい導入だとか、輪廻転生が起こり、現実世界を行き来するため、時間軸の共有などを行うのだが、なんともまあ、美しい。

地獄という世界観を表現するために、乱暴なことをすごく丁寧に表現していたように思える。タバコをつけるのにあれだけの火力を見せるの、いいなと思った。誰も何も不思議そうな顔をしていないところとか、いいな、と。美しい構成の話ではないけれど、ちょっといいなと思ったところ。

7度の輪廻転生で神木隆之介は自身の生前に関わりがあった人の元に転生される。その周りの人々が成長していることを神木隆之介がいち早く理解して状況説明するのが手早くていいなと思う。

地獄→現世→地獄→現世と交互にフィールドを行き来することでテンポの良さが出る。テンポの良さが笑いにつながるのだと思う。テンポの良さというのは美しくわかりやすい構成でないと生まれないように思う。

そういえば笑いは緊張と緩和だと誰かも言っていた。緊張して見入るようなシーンも多々あったように思う。無理にシリアスにせずに、ただ引き込む。それが出来るのってすごい。

あと、私のような文章は美しくない構成のいい例です。

 

コメディーの要素(豪華すぎるキャスティング

音楽関係者もそうだが、ちょい役でびっくりするような人が出ていたように思える。

宮沢りえって一瞬出るだけのオファーを断らない人なのだね。夜タモリを見ていた時に面白いことが好きな人だとは知っていたけれど、なんか、真面目に取り組んでいる人に協力する実力者ってカッコイイ!って思った。宮沢りえに堂々とセクハラするのたまらないし、宮沢りえに「やめなさい」と言われたい、私も。みんな、宮沢りえに叱られたいよね。

豪華か分からないが、みうらじゅんがいい味を出していた。いつも通りのみうらじゅんだった。

古田新太閻魔大王なのがよかった。閻魔大王古田新太なのに気がつくのにだいぶ時間がかかってしまった。メイクが特殊だというのと、肌の色が違いすぎるのが問題。

皆川猿時が女装をして全編通すのはたいへん面白かった。皆川猿時、すごく笑えるキャラクターだった。

中村獅童をあんなちょい役、しかも下ネタで登場させるのは強い。心がおれなさすぎる。

あと、私が知らなかっただけで売り出し中の人や、人気になりつつある人、賞をもらっている人が多数いたということをキャストの確認をした時に初めて知った。経歴がすごかった。わかる人がみたら驚きのキャスティングだと思う。もっと知っていればもっと楽しめると思うが、何も知らなくても楽しめるのである。

 

おわりに

「TOO YOUNG TO DIE」は何もわからないで見ても面白い作品である。知っている人がみたら面白すぎてたまらないと思う。

お金をかけていることが目に見えてわかる、丁寧な作品だけど、笑わせることに重点をおいた作品だ。

映画館は朝見たということで人は少なかったけれど、みな堪えきれず笑い声が漏れてしまうような作品だ。映画館で観客同士で一体感をおぼえるような作品をみるのってたまにはいいよね。

中折気味の記事になってしまったが、面白いので是非見て欲しいのである!みんな「TOO YOUNG TO DIE」みようぜ!